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砂糖と同じ道!? 07/11
12日の農務省発表を控え、生産量や在庫率に注目が集まる中、ブラジルなど南米の動きにも注目が集まっている様です。米国産大豆の今年の作付け面積が、事前に調査した農家の作付け意向面積より少なかった為、緩和気味の需給が一気に引き締まる可能性が出ています。今年の大豆生産量の予想は26億2700万ブッシェルとなっており、前年比18%少ない状況となっており、品不足への連想から指標となるシカゴ相場が急騰し、3年ぶりの高値を付けました。強気の見方がはやされていますが、懸念材料としては、現在産地が天候に恵まれている為、単収(1エーカー当たりの収量)が増大し生産量が増えるのではないかという事と、南米の生産地の動きです。ブラジルやアルゼンチンは米国産より割安な価格での輸出意欲が高いので、現在高騰している大豆の生産量を増やす農家も多くなるのではないでしょうか。ブラジルではサトウキビの収穫時期は;中南部地域(収穫時期4~11 月)および東北部地域(収穫時期9~3 月)となっていて中南部と北部の両方で収穫時期が全く逆なので年間を通して出荷しています。エタノールが火付け役となり高騰した砂糖をたくさん作った結果、供給過剰から値段が暴落した砂糖ですが、逆に今度は目先の利益に走ってサトウキビから大豆に生産をシフトさせる農家が多くなれば大豆も同じ道を歩むことになる可能性もあります。度々供給過剰が指摘され続けてきた砂糖ですが、来年からは在庫量は徐々に減っていく見通しも出ています。国内の砂糖市場の動きも徐々に下値を切り上げてきているのも少なからず関連があるのではないでしょうか。
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